
任意売却事業再生ブログ 従業員50人未満の社長さんのための事業再生バイブル
決算月がチャンス
業種によっては、官公庁や取引先に決算書を提出して会社の信用度を確認され、その内容によって取引が出来るようになる、または継続出来るかが判断されるという事がありますね。
そのために決算書を2期連続の赤字には出来ないとか、当期純利益黒字を出し続けなければならないというところもあります。
しかし、事業をしていれば、様々な状況の変化があるのは当然の事、一回の取引で終わってしまうような仕事で、売上がその年だけ大きくなる。逆に、大口の取引先の一つが無くなってしまった事で、売上が数年間下がる。など様々な要因があります。あって当たり前と考えて、変化に対応して行く事に思考を向ける方が前向きに仕事に取り組めるのだと思います。
取引先との関係で仕事を取る為に決算書を調整してしまう。
PL(損益計算書)では、決算月の翌月の受注や売上を今期に売上として乗せる。検討中で決定ではない売上を計上してしまう。売掛金として、ものすごく前の回収見込みのない取引先を乗せ続ける。減価償却をする、しない。保険の解約による雑収入の加算と、加入による費用として損金算入させる事での調整。
保険はBS(貸借対照表)にも繋がって、経費算入と資産増加に繋がりますから、普段考えない保険だからこそ、決算タイミングに真剣に考えましょう。
そしてBS上の仕掛在庫や商品在庫を資産価値がなくても乗せた状態にして資産を維持、PLでの調整を踏まえた当期純利益を資本に入れてBS上債務超過が起こっていない状況にする。
少しずつの調整が、実態と乖離して行き、数年続けると決算書内容と実態が大きく違ってしまっている。
仕事を取る為に、継続するために行った決算書の僅かな調整の積み重ねが、思わぬところで問題となってしまう。
そうです、借入れのある銀行、または、融資を申し込んだ銀行との関係です。
事業計画では右肩上がりの売上と利益が、思わぬ事で右肩下がりになり借入れのある銀行への返済が厳しくなってしまう。計画していた以上の受注が来て設備資金や人件費の増大が見込める為融資を受けなければならない。等の事由が発生すれば、銀行に相談に行く事になります。
業況が良いにつけ、悪しきにつけ銀行に決算書を3期から2期分を提出して審査にかかる。そこで、調整された決算書は粉飾の疑いがかけられ、返済条件の変更にも後ろ向き、融資にも後ろ向きになられてしまうことがあります。
これに対処するには、一つづつ銀行担当者の疑念に対応し、正直に話を進めて行く事で理解を求めて、協力してもらう事が一番良い方法です。
無理に誤魔化そうとするよりずっと得策です。
経験から、間違いや、不適切なところがあれば、銀行担当者と、どう解決して行くかを一緒に考える仲間にしてしまった方が良いと思っています。
逃げずに対処して行く事で道は開けて行きます。一緒に頑張って行きましょう。
3月が近ずくに従って決算書の相談も増えて行きます。取引先との関係、銀行との関係を良くするための良いタイミングです。ご相談お待ちしております。
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代表の野呂のインタビューがコンサルBankさんのサイトへ掲載されました。
Kazuya Noro
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