2013年2月28日木曜日

任意売却事業再生ブログ:従業員50人未満の社長さんのための事業再生バイブル

任意売却事業再生ブログ:従業員50人未満の社長さんのための事業再生バイブル 経営改善計画が本質的に成功するには 今回は官公庁のホームページを追いながら情報を得ているので、どんなものに関心を持って見ているかをお話ししておきましょう。経済産業省のHPと金融庁のHPは必ず見ています。これからは、折を見て必要な情報をこのブログでも乗せて行こうと思ってます。今の関心ごとは、アベノミクスに呼応した公的な資金の調達が如何に行われていくか? という事です。自民党が政権を取り戻したら、株価が上がり、円安が進みましたが、具体的にこんな制度融資を始めますよ。申請してください。というアナウンスがまだ無いようです。 担当の税理士さんが情報を紹介してくれるとか、商工会からの案内で知らされるとか以外は、自ら官公庁のHPに目を通したり、新聞で少し遅れても情報を取るようにして行かないと掴めません。 情報ソースがテレビと日常の生活だけでは掴めません。今回ご紹介するのは、1月末に経産省が公表した中小企業支援の概要と、私の最近のお気に入りの金融庁HPにある麻生談話です。麻生談話は具体的な内容になっていることもありおもしろいです。アクセスするアドレスを載せておきますね。 再生の現場からここ最近思うことは、国としては「認定支援機関」の促進を目指しているようです。以前からある支援協議会の役割を拡大するということです。この流れは、国の認可、監督の基で事業を再建するという事になりますから、事業主側から見た、事業主の方向性が100%優先される再生計画ではなくて、債権者各位に配慮した再生計画が必要になるという事です。 例えば、弁済計画を立てる時に、業界の先行きが不透明であれば、運転資金として利益を内部留保として資金をストックしておきたいと思うはずです。しかし、利益計画の〇〇%としていくらと、弁済ありきの計画にしてしまえば、事業が縮小しても、拡大しても資金不足に陥る可能性が増します。 本当の意味での再生計画は、結局は事業主の方針が100%反映された上で、事業主が確実に出来る範囲で、利益からの弁済額を提示し、そこに債権者各位が協力する事でしか再生は成しえないと思っています。 債務超過解消の為の計画や、弁済ありきの再生計画と、事業継続ありきの再生計画とは川の流れを見る時に、川の両岸から流れを見ている事に似ています。認定機関介入での事業継続は、銀行管理として銀行から出向を受け入れた会社に似ていないですか。 とは言え、この支援機関を通じて経営改善計画を作成して対応すれば、保証協会の保証料を引き下げてくれたり、低利の融資を受けやすくしたりするメリットがあるようです。 許認可、資格を取得しながら事業をされいる経営者なら理解頂けると思うのですが、規制によって、自由な市場が開かれなくなったり、チャンスが掴みにくかったり、出来る事が出来なかったりしますね。 市場に規制を設けると、市場の拡大を図ろうとする事と、矛盾が生じる可能性がある。ということです。自由競争が規制内競争になるという事です。 弊社も認定を受ければ、この時流に乗れるのかもしれません。しかし、本質的に事業再生をサポートしようとすると、認定という規制を受けては出来ないと思っています。 事業を再生しようと思ったら、100%事業継続ありきの計画で、事業主の方針ありきで、各関係者に協力を得るという姿勢が必要だと思っているからです。 平成25年度中小企業・小規模事業者関係 平成25年1月 中小企業庁より 予算案・財政投融資計画案の概要 http://www.meti.go.jp/main/yosan2013/130129_chushokigyo2.pdf 麻生副総理兼財務大臣兼内閣府特命担当大臣閣議後記者会見の概要 平成25年2月22日(金)http://www.fsa.go.jp/common/conference/minister/2013a/20130222-1.html 経営コンサルタント・経営コンサルティングの検索・経営相談ならコンサルBank 代表の野呂のインタビューがコンサルBankさんのサイトへ掲載されました。 Kazuya Noro

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2013年2月27日水曜日

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任意売却事業再生ブログ:従業員50人未満の社長さんのための事業再生バイブル 中小企業の資金繰り 現預金残高にこだわる 学生時代、MBAのテキストを読んでいる時だったと思います。かなり記憶は曖昧ですが、現預金を溜め込んでいる企業は、 「企業価値が低い」といった記述にアンダーラインを引いた覚えがあります。 この理由ですが、資産を有効的に運用していない事を指摘したものであり、あくまで株主目線での解釈だと考えられます。一方で非上場の中小企業は、現預金を可能な限りストックすべきです。 外貨預金、金融デリバティブといった「財テク」から、資産増を狙うことは非常にハイリスクです。昨今のような、不安定な経済状況下を踏まえても、地道な経営活動から、1円でも多く現預金を蓄える体質にすべきかと存じます。 「現預金残高にこだわる」とタイトルにもございますが、理由は非常にシンプルです。現預金を多く保有していれば、資金ショートを防げるからです。莫大な設備、大量の金融資産があっても瞬時に現金化されなければ、突然襲ってくるリスクに対応することは出来ません。 ですから、売上高に執着するのではなく、中小企業は現預金残高に焦点を置いた経営を実践することで、健全性を保つことが可能になります。そのためには、再三お伝えしている通り、資金繰り表の作成が必要不可欠です。 「数字は過去に起きたもの」と認識されがちですが、資金繰りの醍醐味は「近い将来の見込み」を立てることにあります。一例になりますが、資金繰りを構築する上で、「今月の現預金残高は先月と比べて、いくら増えたか?」 「2ヶ月後の現預金残高は、○○円と見込んでいます」というように、財務・経理部の方々と議論される機会を設けて頂ければと存じます。 ブログの内容に共感できた方は人気ブログランキングへ一票を! 経営コンサルタント・経営コンサルティングの検索・経営相談ならコンサルBank 代表の野呂のインタビューがコンサルBankさんのサイトへ掲載されました。 Kazuya Noro

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2013年2月26日火曜日

任意売却事業再生ブログ:従業員50人未満の社長さんのための事業再生バイブル

任意売却事業再生ブログ:従業員50人未満の社長さんのための事業再生バイブル 子供は素晴らしい!! 今日は、とても素敵なエピソードをお話ししたいと思います。事業譲渡のスキームで事業を再生し、譲り受けた会社で起こったことです。事業を譲り受けた会社は、譲り渡した会社の社長を業務執行役員として迎え、その事業を全面的に任せていました。5年の間に譲り受けた事業は、その会社の基幹事業まで成長しました。 ところが、今期になって売上が激減し、赤字が3か月連続してしまいました。この会社の社長と、執行役員の元社長で支払いの事でもめごとが多くなりました。客観的にみると、双方言い分はあるものの、元社長の方が協調方針に現実的な方針を出していました。一方の会社の社長は共倒れになりかねない整理解散の破滅的な方向に向かっていると思えました。私達は、状況を修復すべく客観的に双方に交渉を重ねました。 しかし、社長の意向が強く、一回事業を整理する方向に話が流れていました。この会社の社長には、もめごとを機に私生活においても、悪い事が立て続いていました。奥さんの体調不良、飼っていたペットに腫瘍がみつかる等の悪い事が重なって行きました。 その時です。この社長の中学2年生の子供が、両親にこういったのです。「〇〇さん(元社長)をいじめて、うちの中の雰囲気も悪くなって、かわいい〇〇(ペットの名前)まで病気になって、〇〇さん(元社長)のお家の〇〇君だって最近悪い友達と付き合ってるっていうけど、全部二人が喧嘩してるのが原因だよ。仲良くやっていくようにすれば、きっと、病院なんか行かなくても〇〇(ペット)は治るよ!〇〇君だって、そんな悪い仲間となんか付き合わなくなるよ!」 素晴らしい!じゃないですか、まったくその通りです。思考が現実に起こる事になるという事は、今や、真理として科学的にも証明されつつあります。この子供は、どこで学んだかはわかりませんが、真理をついているのです。当事者の大人が本来なら分かっている事を感情や、エゴで対立して更に悪い事を引き寄せている事に気付かないでいたのです。 たかが子供の言葉と、「事情も分からず大人の話に口をだすな」と一喝して聞く耳を持たれない事もあるでしょう。しかし、今回は、その子の言葉は、あまりに本質をついていて、力を持って発せられました。この社長には、神様から言葉として伝わったのでしょう。この中学2年生の言葉を受けて、事態は協調に向けて動き出しました。この中学2年生が、再生させたのです! テクニックとして弊社は再生手法を様々な形で持っています。しかし、本質的な再生は、それに関わる人の『心』です。考え方です。 今回は、私達の実務的な再生に向けてのどんな説得より、この子供の魂の言葉がすべてを救い、再生させました。実に素晴らしい事だと感動したのです。 全国書店にて、好評発売中 経営コンサルタント・経営コンサルティングの検索・経営相談ならコンサルBank 代表の野呂のインタビューがコンサルBankさんのサイトへ掲載されました。 Kazuya Noro

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2013年2月25日月曜日

任意売却事業再生ブログ:従業員50人未満の社長さんのための事業再生バイブル

任意売却事業再生ブログ:従業員50人未満の社長さんのための事業再生バイブル 借金返済による借金とは 事業精査を行なっている最中、財務収支の部分に注目してみると、『借金返済のために借金を繰り返す』このような、負のスパイラルに陥っている企業を拝見することがあります。 全ての企業が該当するわけではございませんが、このスパイラルから容易に抜け出せないお話は度々耳に致します。借入れ当初は、長期借入金として多額の融資を受けられていましたが、資金繰りが逼迫するにつれ、返済原資を短期借入金で調達することで、借金返済に補填するといった事態になります。 つまり、借金返済のために借金を行なうことで残債が増加し、これに伴い時間の経過毎に返済ピッチが早くなってしまうパターンです。上述の場合、弊社では「借金返済を止める」ことをお客様にアドバイスしております。 現在では、中小企業金融円滑化法(以下、金融円滑化法)により、元金返済は一時的に止めることが可能です。同法が施行される前も、金融機関との交渉次第においては、元金返済を止めることができました。 但し、交渉自体は非常にタフなものであり、あくまで「先方に協力して頂く」といったスタンスで行なっておりました。過去の金融機関交渉を振り返っても、期限終了までの約2ヶ月間は、非常に貴重な時間だと考えられます。 残りの期間を最大限利用して有意義に過ごされることで、将来の指針が決まると言っても過言ではありません。そして、先述したように借金返済による「負のスパイラル」に陥っていた企業は、一時的に回避されたことに安堵することなく、この機会に抜本的な経営改善に着手して頂ければと思います。 既に、金融円滑化法からリスケジュール(返済猶予)を申請されたお客様で、今後の資金繰りや経営についてお悩みの方は、弊社までご連絡下さい。お客様の状況に応じた、適切なサポートをさせて頂く所存にございます。 ブログの内容に共感できた方は人気ブログランキングへ一票を! 経営コンサルタント・経営コンサルティングの検索・経営相談ならコンサルBank 代表の野呂のインタビューがコンサルBankさんのサイトへ掲載されました。 Kazuya Noro

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2013年2月24日日曜日

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任意売却事業再生ブログ:従業員50人未満の社長さんのための事業再生バイブル 中小企業にも、応援の手を差し伸べる国の制度、活用の仕方は考え方次第! 経済産業省の2013年1月29日のトピックスに「中小会計」の普及目的の為に優遇措置を3年間延長した内容が出ています。国としても中小企業にきちんと目を向けていますという一つの姿勢でしょう。 直接的に資金が調達出来る事を目的としている訳ではなく、実態にあった経営管理を自らが把握しながら行う事で銀行等の金融機関や取引先への信用を高めて行くようにしてください。 そうすれば、保証制度で少し優遇するから資金調達をし易くして支援します。という事のようです。詳しい会計の付け方は無料講習やセミナーも開催されていますし、担当の税理士さん、会計士さんが居れば、詳しく教えてくれると思います。 しかし、売上減少の中でセーフティネット保証を既に使っているところや、100%保証の政策目的制度を利用している借り入れ先には関係ないようです。つまり、もう既に厳しい環境を政策目的の保証制度を使いながら何とかくぐり抜けてきた会社さんには、現状のままでは、あまり優遇される話ではないのではないのではないかと思うのです。 現状のまま優遇というのは、具体的に言えば、返済条件の変更で保証協会付きの借入は、返済年数を延長する為に、新たに保証料を支払うことになります。厳しい資金繰りの中で、その保証料が重い負担になる場合があります。その保証料は、中小会計をこれから導入するからといっても下がる訳ではないようです。 ここを優遇対象としてくれたら、現状のままでも優遇されるでしょうし、支援になるでしょう。このトピックスの施策では、重たい負債もなく、これから事業が拡大して行ける見込みがある中小企業には実態にあった会計制度を使って自主的に経営計画を立て、実行出来る力をつけてくれれば優遇措置もとります。 という事を目的としているように感じます。これはこれで良いと思うのですが、リーマンショックから東日本震災、長い円安の時期、国内需要の低下と失われた20年を生き抜いてきた中小企業にも元気づける政策を早く打ち出して貰いたいものです。 具体的には、もう既に既存の保証枠を使い切ってしまっている会社にも、事業計画が確実なものについては特別枠で返済猶予期間を設けた融資が受けられるようにするとか。視点を変えて、我々も発想を柔軟にして取り組めば、この中小会計をきっかけに、黒字の事業をM&Aの手法を使いながら、まったく新しい事業として取り組んで行くという道もあると思います。 行き詰って、新しい事をやる気力も失っている中小企業の経営者が多いと言いますが、チャンスはきっとあります。 【以下、経済産業省HPより抜粋】 信用保証制度を利する中小企業が、「会計要領」に従って 計算 書類を作成している旨の税理士 書類を作成している公認会計士等による確書類を信用保証協会に提出すると、保料率が 0.1% 割り引かれる制度です。平成28 年3月末までに申し込んだ分ついて適用 されます。 本割引制度の対象となる信用保証制度は、 一般の保証責任共有制度対象かつ料率弾力化された保証 (特定社債保証、一括支払契約保証を除く)です。セーフネット保証等、特定の政策目的により設けている保証制度は対象外 となります 。 【経済産業省のWEBサイト 中小会計要領の普及に向け信用保証料率の割引制度を開始します 2013.1.29】 http://www.meti.go.jp/press/2012/01/20130129002/20130129002.html 全国書店にて、好評発売中 経営コンサルタント・経営コンサルティングの検索・経営相談ならコンサルBank 代表の野呂のインタビューがコンサルBankさんのサイトへ掲載されました。 Kazuya Noro

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2013年2月23日土曜日

任意売却事業再生ブログ:従業員50人未満の社長さんのための事業再生バイブル

任意売却事業再生ブログ:従業員50人未満の社長さんのための事業再生バイブル 経営改善計画書と借入金返済スケジュール 現在、リスケジュールを申請されている企業は、金融機関へ経営改善計画書の提出が近づいているかと存じます。中小企業金融円滑化法では、民間の金融機関は中小企業におけるコンサルティング機能を発揮と記されていることから、経営改善計画書が未提出という状況では、何らかの不利が発生すると考えられますので、誠実な対応に努めて頂ければと思います。 さて、経営改善計画書の作成におけるポイントとして、「いつから返済可能であるか?」という、返済開始の時期が焦点であることは以前にもお伝えしました。キャッシュフローから、返済原資を捻出させることが金融機関にとって納得して頂けるポイントとなります。 しかし、返済原資を捻出することは出来ても、取引している銀行が複数あるので、全ての銀行には返済できないケースが予想できます。このような場合は、「プロラタ返済」を提案することが一般的です。 本ブログでも度々紹介しておりますが、リスケジュールは「全行一致」なので、返済原資を按分することで、全ての銀行に対して借入比率に合わせた返済スケジュールを立案します。また、プロラタ返済を実行する上で、次のようなケースが発生します。「この銀行の借入残高は少ないから、早く返済したいなぁ」といった目論見は残念ながら通用しません。 重複になりますが、リスケジュールは全行一致になりますので、返済スケジュールは全行同時となります。経営改善計画書の作成する上で、上述のような借入金の返済スケジュールを添えることも検討して頂ければと思います。 財務施策に取り組まれている姿勢を、先方にアピールできる要因ともなりますので、是非実践してみて下さい。 経営コンサルタント・経営コンサルティングの検索・経営相談ならコンサルBank 代表の野呂のインタビューがコンサルBankさんのサイトへ掲載されました。 Kazuya Noro

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2013年2月22日金曜日

任意売却事業再生ブログ:従業員50人未満の社長さんのための事業再生バイブル

任意売却事業再生ブログ:従業員50人未満の社長さんのための事業再生バイブル 再生型M&A。その後が大事です 『あきらめるのは早すぎる』でも実例として出てきている再生型M&A。会社を株式譲渡や分割ではなく、事業を引き継ぐ形で、事業譲渡として、全く別資本、別代表、別住所の会社が事業を譲り受ける手法があります。その手法はケースバイケースなのでご相談下さい。 今回は、このM&Aが成立した後のトラブルとその顛末、そして、そこから学ぶものです。譲り受けた会社は、従業員や取引先を譲り受けて新体制で事業活動をして行くわけですが、このケースでは、その後に譲渡した会社が再起できずに倒産状態に陥ってしまった事から始まります。 譲り受けた会社の代表は、譲渡会社の代表に恩情があることと、実務経験の長い業界を良く知る譲渡会社の社長に仕事を手伝って貰いたいとして仕事を任せる事にしました。ここまでは良いのです。 この後、譲り受けた会社は、事業を引き継いだものの、その事業が低迷してしまいました。これが今回のトラブルの原因です。譲り受けた側の、譲り受けた時の思惑がはずれてしまったわけです。 尚且つ譲渡会社の代表に仕事を任せてしまっていたので、譲り受けた代表は譲渡会社の代表を責めるようになりました。事業収益が上がらない中でも何とか協力してやり繰りしていけばいいものの、少ない利益の奪い合いから、お互いの態度、性格に至るまで、お互いが不信感を抱き始め関係が悪くなって行きました。 そして譲り受けた会社の代表に限界が来てしまったのでしょう。経理を握っているわけですから強硬で最悪な手段を取ってしまいました。 会社の経理業務を放棄してしまったのです。自分の会社です。自分がそんな事をすれば対外的にも社内にも責任は自分が負うのです。いくら、譲り受けた事が間違いだった、恩情をかけたのが間違いだったといっても第三者に通用するわけはないです。 譲渡会社の代表に責任を転嫁しても第三者は、あなたの会社と取引しているんですよと言われるのが当然です。責任は自分にかかってくるのです。そんなことも冷静に考えつかなくなってしまったのでしょう。 しかし、この場面まで至る必要が、この二人には必要だったのでしょう。経理業務を放棄され、責任を転嫁させられた譲渡会社の代表は、意を決して譲り受け会社の社長と真剣に話す場面を持たざる得なかった。そして真剣に話し合いました。 そして譲り受け会社の社長は、譲渡会社の社長に買戻しを迫りました。譲渡会社の代表は当然その資金はありません。譲り渡した事業は、設備の関係もあり売上高が大きいにも拘わらず、自分の今の設備では利益が上げ難い事業だったので、従業員と取引先に迷惑をかけないために譲渡して、残った売上高が少ないが利益は上がる一人ならやれる仕事だけを残して譲ったのですから、あるわけがないのです。 譲り受けた社長もその事は十分分かっているはずなんです。そこで結果どうなったかというと、譲渡した会社の関係者に更に事業を譲ることにして、その対価を分割で貰うことになりました。せっかく譲り受けた事業を手放してしまいました。 譲渡した会社の社長は、厳しい中でも立場は変わらず実質収益機会を取り戻した事になります。経営を放り投げてしまった譲り受け会社の代表は、収益機会を手放したに過ぎません。最後に、この譲り受けた会社の代表と話をした時に、こういっていました。「実より感情が優先するんです。」と。 本人が心の平静を得るにはそうせざる得なかったのでしょう。そして、新たに自分の場所を見つける方が良いのだと思います。幸福感は個人の価値観や思考で形成されますから、そこに異を唱えるほど思い上がってはいません。 私は冷静に実を優先する考え方が一貫しています。それは、特定の責任あるものの感情が、周辺に及ぼす力なき者、従業員や子供へ大きな影響を与えてしまう事を知っているからです。 収益が一時期悪いといっても、今、景気回復の兆しが見えて来ているのだから、もう少し協力しながらやって行けば、譲り受けた社長も、譲り受けて良かったと思えるようになったかもしれないのです。 再生型のM&Aで譲渡側と譲り受けた側が、その後も協力関係を継続していくならば、お互いに役割を明確にして、お金の面でもめる事がないように双方が確認出来る態勢を徹底しておくべきです。 そして、良い時の想定だけでなく、悪い時も協力していく信頼関係をずっと続けて行けるように心掛けて行きましょう。 全国書店にて発売中。 経営コンサルタント・経営コンサルティングの検索・経営相談ならコンサルBank 代表の野呂のインタビューがコンサルBankさんのサイトへ掲載されました。 Kazuya Noro

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2013年2月21日木曜日

任意売却事業再生ブログ:従業員50人未満の社長さんのための事業再生バイブル

任意売却事業再生ブログ:従業員50人未満の社長さんのための事業再生バイブル 考え方を逆転させてください! 事業を何とか継続して復活させたい。それは、資金繰りに苦しみ、今月の支払いをどうしよう・・・資金をどこから集めてこよう・・・と頭がいっぱいになり、本来やらなければならないと思っている営業に力を入れることができない。 資金繰りに苦しむと、ほぼ同じ発想になります。今月の不足金・・・『無いものは支払えない』という立ち位置から考えてみてください。支払いたくても無いのであれば、支払おうとするのやめてみましょう。 そして、支払えないなら、どうするか?を考えるのです。「お金を集める」は選択肢からまず外します。そうすると、支払い先の相手の顔が浮かんできます。その人はどうしたらあなたを応援してくれるでしょうか。 支払いが出来ないといったら怒るでしょうね。そして、それから?・・・・それからです。それから、どうしますか? 支払えないから連絡を取らない。連絡が来ても対応しない(どうせ払えないし、怒られるだけだか ら)・・・これが最悪の対応です。相手の身になって考えるのです。 お金がなくて頭がいっぱいで、相手のことなんて考えられないかもしれませんが、あえて、心を静めて相手の立場にたって考えてみて欲しいのです。相手なら、今月支払いが出来ないんだったら、いつ支払えるのか?どういった根拠で支払えると言えるのか?当てがあるのか?を知りたいはずです。 支払えないなら誠意を持って説明しましょう。その説明に相手が誠意を感じ、渋々でも納得してもらえれば、それが実現出来た時には大きな信頼を勝ち取っています。 逃げてはいけません。諦めてはいけません。やってみましょう。お手伝いさせていただきます。それを踏まえて、この資金繰りに苦しむ時の頭には、返済や支払い優先になっています。違いますよ!そこは絶対に違います!まず事業ありきです! 売上があって、仕入れをして、自分と従業員の賃金を払って、それから支払いです。その考え方に今すぐ変えるべきです。考え方を逆転してください。 これは、何も支払先(税金でも、銀行でも、仕入れ先でも同じです)に悪い事をしろと言っている訳ではないのです。 あなたが、この考え方をして事業継続出来なければ、支払い相手はその後のお金を支払ってもらうことはできなくなってしまいます。そちらの方が悪ではありませんか? 相手は少しでも支払ってもらいたいのに、あなたが事業をやめてしまい諦めてしまえばあなたは、誠実にしたくても、一番不誠実な事になってしまいます。 ですから、今月の、または、直近の支払いが出来ない事に誠実に対応して、事業を継続して支払う事を目指すべきなのです。その支払額はわずかづつかもしれません。しかし、その後支払いませんと手を上げてしまうより、よっぽど相手にとってもいいはずです。 全国書店にて発売中。 経営コンサルタント・経営コンサルティングの検索・経営相談ならコンサルBank 代表の野呂のインタビューがコンサルBankさんのサイトへ掲載されました。 Kazuya Noro

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2013年2月20日水曜日

任意売却事業再生ブログ:従業員50人未満の社長さんのための事業再生バイブル

任意売却事業再生ブログ:従業員50人未満の社長さんのための事業再生バイブル 会社を再建しようと思うなら、既存の考え方を変えないと出来ませんよ! 長く、多くの会社の再生にお手伝いさせて頂いておりますが、本質的な、一番やっかいな再生に向 けての妨げって何かわかりますか? そうです。『今までのやり方や、考え方(既存概念)』なんです。 今までのやり方の延長線上に今の苦しさがあるのに、それを変える事への抵抗です。 具体的には、売上の面では、「元請の会社に最低限の受注は下さい。なんて、そんな事は言えな い」だったり、「単価を上げてくれなんて言えない、言ったら他にまわされちゃう」「新規開拓の営業 なんて廻っても無理」、「その売上の上げ方は、今までの会社の方針に合わない」「そんなことやっ ても無理」等があります。 支払いの面では「何をさしおいても銀行への返済は、しなければならない」「銀行にそんなこと言っ たら、ひどい目に会わされる」、「仕入れ先に待って欲しいなんて言えない」「仕入れ単価を下げてく れなんて言えない」等があります。 また、思い込みで「税金は国だから、滞納してもひどい事はしないだろう」何ていう都合の良い勝手 な解釈をする人もいます。 再生したいなあと思いながら、変化を嫌い、今までの考え方(既存概念)の延長線上で再生しようと するのです。 こういう方の再生への扉は何か? そうです。今までの延長線上のやり方で売上があがり、利益が取れるかつての状況が、自分以外 の外的要因(例えば、景気の回復)でもたらせる事以外にないのです。それを『春待ち症候群』何 て言い方をします。春が来るまで、資産をジワジワ失いながら今までの苦しみを継続して良い訳が ありません。それならば、今までの考え方に縛られず、もっと言えば、タブーだと思い込んでいた事 でさえ、再生するためには!と考え方を変えてトライしてみる事です。 具体的には売上面では、『元請に取引量や額を交渉する』『新規開拓にトライする』『新事業とし て、既存の手薄な資源を活用する』『商品アイテムを見直す』等、支払いについては『税務署に現 状を話して分納計画に協力してもらう』『銀行に現状を話して経営改善計画を示して返済方法に協 力してもらう』『取引先に資金繰りの厳しさを伝えて、翌月に繰り延べさせてもらう』等があります。 そんな事・・・と出来ない理由をいくつ並べても、何も進展はしません。 行動すべき事があるのなら、行動すべきです! 現状を打破して、再建を目指すというのは、ご自身が本気になってやらないと出来ないのです。や れば、必ず道が開けます。 疑ったり、やらなかったりして諦めると、そこで道は途絶えます。 絶対に再生してやる!という気概を強く持って相談にいらして頂きたいです。大丈夫です、厳しい 道であっても、やれることを一緒に見つけて、一緒に進めましょう。 経営コンサルタント・経営コンサルティングの検索・経営相談ならコンサルBank 代表の野呂のインタビューがコンサルBankさんのサイトへ掲載されました。 Kazuya Noro

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2013年2月19日火曜日

任意売却事業再生ブログ:従業員50人未満の社長さんのための事業再生バイブル

任意売却事業再生ブログ:従業員50人未満の社長さんのための事業再生バイブル コンサルタントに相談するタイミングはいつ?今でしょう? 会社を何とか立ち直らせると具体的に行動するのはどんな時でしょうか。売上低迷の中にあって 『人件費が厳しいなぁ』と感じたらもう黄色信号といえます。 今を乗り越えれば何とかなるだろうと、保証協会の保証付きで融資を申し込む。一般的かもしれま せんが、本来ならその融資を受けようと行動する前に、事業を見直す行動をとる事が望ましいので す。 弊社に相談頂けるタイミングもその状況からなら打つ手も多く、時間もかけられるでしょう。資金繰 りに窮して税金や社会保険の滞納が始まり、金融機関への返済が今月、来月にも出来ない。 そのタイミングでご相談にお見えになる方が多いのですが、決まって『もっと早く来ておけば良かっ た。』とおっしゃいます。 再生はどんな場面からでも可能ですが、切羽詰まった状況からより、その前の資金繰りが厳しい なあ、融資を申し込んでみるか・・・くらいのタイミングの方が打つ手の選択肢や、かけられる時間 が多いので、よりベターな選択肢があるものです。 昨今の中小企業の経営者の方々に感じるのは、無理をしすぎているような気がします。 先日もある経営者の方が、売上低迷の中にあって会社の経営の存続の為に、自宅を売却されて 資金を会社につぎ込んだ方がいらっしゃいました。 聞けば、自宅を売却しなくても、その会社には有力な商品があり、販売先と手法を見直せば事業 は継続可能な状況にありました。再生の手法としてM&Aも活用出来る事業だったのです。 納税や、支払い資金を埋めるために自宅を売却する事を金融機関に促されたとの事。 この時に金融機関への返済方法の交渉や、納税の分納の交渉が出来るという事を知識として持 っていれば・・・ また、資金繰りの見直しの中で各支払い方法を検討するという選択肢があることを知識としてもっ ていれば・・・ 家族を巻き込んで、精神的な支えとしてある自宅の売却を選択しなくても良かったのです。 とはいえ、売却してしまった自宅を買い戻す事はできませんが、この会社はあらゆることを見直し、 事業継続を最優先させる事を軸として再生していけるでしょう。 社長が、『このやり方で行きましょう!きっと出来るはず。』と前向きにおっしゃてました。我々と共に 社長がやる気になって頂けたので、必ず再生するでしょう。 また、売上の低迷による資金繰りの悪化だけでなく、売上増加のタイミングでも資金繰りの心配を することがあります。 売上上昇に比例して、原価の支払いが増加する。尚且つ売上の入金より先に、原価の支払いが 来る事業はそういった事が起こりえます。 こういう時に融資を受ける事は前向きであって良いと思います。私達は借金そのものを悪いものと 思っていません。 借金をする原因が前向きなものなら多いにすべきだとすら思っています。今、私達の大きな悩み は、リスケジュールをして回復傾向にあるクライアントの、こういった前向きな借り入れが困難であ る事です。 金融庁からは、各金融機関にリスケジュールのみを理由として融資の申し出を断ってはいけない としていますが、各金融機関の判断に委ねられているので、現実には実行されないケースが大半 であると言えます。 弊社のクライアントの中でも、1件だけしかありません。リスケジュール中に保証協会枠の一本化 によって、ある金融機関が他行分も引き受け、融資枠がある中で真水として融資実行を受けまし た。 返済開始期日に猶予をもらい返済金額と返済期間を調整してリスケジュール時と変わらないメリッ トを継続した先があります。 ただ、もっとフレキシブルに復活出来る資金の供給が出来る環境になって欲しいと思います。 復活していくという事は、資金需要が発生するのですから、返済方法を緩和したまま、長期に返済 出来る融資が受けられるようになって欲しいものです。 ABLという手法の貸出条件で、契約ごとに、その仕事が完了して入金があったら、その都度全額 返済してもらいます。というような債権担保はかなり前からありますが、その貸出手法をさらに緩和 して長期返済にするだけでも復活出来る会社が増えると思うのですが・・・ 新政権の経済再生の施策に期待したいところです。 全国書店にて、好評発売中 経営コンサルタント・経営コンサルティングの検索・経営相談ならコンサルBank 代表の野呂のインタビューがコンサルBankさんのサイトへ掲載されました。 Kazuya Noro

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2013年2月18日月曜日

任意売却事業再生ブログ:従業員50人未満の社長さんのための事業再生バイブル

任意売却事業再生ブログ:従業員50人未満の社長さんのための事業再生バイブル 任意売却:千葉県で住宅ローンが払えない 返済のために身を削っていませんか? こんにちは。強風と穏やかな日が交互にやってきた、そんな土日でしたね。昨日は千葉市内から任意売却のお問い合わせのあったご相談者の自宅を訪問させて頂きました。当社で出版させて頂いている本を読んで頂いてお問い合わせを頂いた方です。 既にこの1年間、金融円滑化法を利用して金利だけの返済を誠実にされて来たご相談者。しかしながら、ご主人の状況は1年前と変わりません。車の整備工さんとしてご家族を養ってきたご主人。 不況の煽りを受けて突然の解雇を言い渡されたのはちょうど一年前。それでも今までの長年の人脈を辿って同業の工場で働いてきました。なんとかして小学校に通う2人の娘さんを養ってきました、住宅ローン、生活費固定資産税等、一年前から奥様もフルタイムのパートへ出られているとのこと。 このタイミングで働いてた工場も3月での閉鎖が決まったとのことです。やはり車の整備業というのも、今は大手に取られ顧客を取られてしまっているようです。私の父親も車の整備工さんとして働いてきた男ですが、バブル期以降は転業しました。父親に聞いたところ、今は一般の自家用車の整備業はライバルが多すぎて非常に厳しいようです。 さて、どうするか?ご主人がご決断されたのは、転業をして再出発を目指すという非常に前向きなご決断でした。千葉市内の綺麗に開発された住宅街にある、ご自宅。年間の固定資産税もなかなかの金額です。身の丈にあった生活へ再度戻ることは非常に勇気のあることです、ただこのご主人の選択は間違っておりません。 住宅ローン返済を主軸においた生活、景気の良い時であればなんとも思わない方が殆どでしょう、しかしながらこれだけ住宅ローン破綻による競売物件が増加傾向にある中で生活費を削って返済をしてしまう方はまだまだ数多く存在しております。 もちろん贅沢をする、しないの問題ではなくごくごく一般的な生活を保つための経済的余裕すらなくなってしまう。これが本当に恐ろしい。昨日、旦那さんとお話している中で、「感情が変わってしまう」旦那さんの口から出てきた一言です。 その様子を見て奥様と冷静にお話されたとのことです。一番大切なのは家族であり、日常の生活です。これを忘れないでほしいと思います。明日、このご主人と一緒に債権者のところへ任意売却開始にあたってのご挨拶に伺います。 さあ、いよいよ来月で金融円滑化法が終了します。形だけの再生ファンドの準備が非常に顕著ですね。金融機関の債権放棄のみを助長するような再生ファンド。どれだけの企業が再生されるか見ものです。再建が可能なのは中小企業とは程遠い大型企業に限られるでしょう。 焦げたコメを食ったことのない資格だけの人間が介入してくると思うと憤りを感じます。任意売却に伴うお引越しの際に、周りの友達に「どこへ引っ越すの?」と問い詰められている奥さんや小さな娘さんが何も言い返せない状況、泣きながら思い出の品をダンボールに詰めているご主人、マンション内でいつもビクビクしながら生活しているご家族の方の心情など・・・・一度でも現場を見たことがありますか? それでも生きていかなければならない 今年は当社アセットアシストコンサルタントの常勝型実務力と再生ファンドとの勝負ですね。どちらが経営者や住宅ローンを抱える一般の方に役に立つか。 全国書店にて発売中。 経営コンサルタント・経営コンサルティングの検索・経営相談ならコンサルBank 代表の野呂のインタビューがコンサルBankさんのサイトへ掲載されました。 Kazuya Noro

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