
任意売却事業再生ブログ 従業員50人未満の社長さんのための事業再生バイブル
会社は、船
株主と会社の関係は、そのルーツを中世ヨーロッパの貿易船の在り方にあったという説があります。船主と、船の航海士とその船員の関係。納得できる説です。
当時の貿易船は航海術が進んでいたいたとはいえ、まだまだ、未開の地も多く海図も正確ではなく、無事に航海を終えて帰港する確率が今より格段に低かったでしょう。無事に帰港することが出来れば、貴重な香辛料や、希少な品々が手に入り、莫大な利益を得る事が出来た。危険を冒してでも挑戦する価値がある事だったに違いありません。
ここで株主と会社の成り立ちの基礎ができ始めます。
つまり、中世ヨーロッパの貴族達は資産やお金はあるが、自ら航海に出て命を危険にさらすのは嫌だと考えます。でも、自分の資金で船を造らせて持つことは出来ます。
一方で資産やお金はないが、航海術を学びどんな危険な海でも乗り越えてやるという人が気概ある航海士がいます。
すると、貴族は、自分の船で貿易をするために優秀な航海士を雇い航海に出てもらうという、とても自然な雇用関係が生まれます。そして、依頼された航海士は、航海に出るために仲間の船員を集めなければなりません。
航海から無事に戻ったら、船主の貴族は、持ち帰った品物を購入したり、売却した利益を基に航海士とその船員達に報酬として支払います。船のオーナーと、任された航海士(責任者)、そして乗組員。
会社に例えれば、船主が株主、航海士が代表取締役、乗組員が社員。というシンプルな構図でしょう。
このシンプルな構図から、現代に至っても、株式会社は基本的にはこの構図と変わっていないと私は思うのです。
船主である資本家が1人から、複数人で出資出来るようになり、出資の証として株券として発行して複数人の株主となっている。船主から任される航海士、今では株主から任される代表取締役や取締役、そして船員つまり従業員。
会社は中世の航海ほど命の危険はないので、船主兼航海士が成り立ち、株主兼代表取締役の中小企業が多いですけど。
会社の利益配分で迷った時、経営方針が定まらない時、人事問題が出てきた時、この原点に立ち戻れば、もしかしたら解決の糸口が見つかるかもしれません。
この貿易船の一航海毎の利益分配を明確にするために取り纏めたものが、決算書の起源とも言われている説もあります。
代表の野呂のインタビューがコンサルBankさんのサイトへ掲載されました。
Kazuya Noro
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