2012年9月28日金曜日

事業再生の現場から~安心を手に入れろ!お金なんかに殺させない!~

事業再生の現場から~安心を手に入れろ!お金なんかに殺させない!~ ここのところずっと、感じていることです。グローバル化が様々な場面で提言されていますが、内需拡大を真剣に考える必要があると思うんです。 国内消費が上がるような日本の経済環境を作らないと、多くの人が、日本で仕事をして、生活していく基本的な事すら、難しいことになってしまうのではないかと思っているのです。 日本人の誠実さが反映される製造加工、商品管理、精密技術、サービスは、自らに厳しい管理基準を設け、責任感を対外的に示していける力があります。 我々が消費をするものについても、自国の商品や食材であれば、厳しい基準をクリアしていると考えるので、安心と安全を疑う事無く購入することができますね。 実際にこんな事がありました。あるアメリカの大手玩具店で、お祝いのおもちゃとして送って頂いたもが、2年ぶりくらいで出てきたのですが動かそうとすると、動きませんでした。 電池が消耗してしまったのだと思い電池を交換しようとすると、送って頂いた当時の電池(中国産)から液漏れがしており、本体が壊れてしまっていました。ちょっとショックでした。 一方で、もう10年近く経つ型落ちのウォークマン。使用しているうちに電池の消費がやけに激しいので、ソニーのサービスセンターに持参すると、電池の在庫がもう作られてないとの事。 ですが、電池交換代金と同額で少し新しい型の機種を提供してもらいました。行き過ぎている感もあるサービスかもしれませんが、嬉しかったです。 つまり、自らの仕事や結果に、どこまで真剣に対外的に責任感を持っているかの違いだということ、価値観の違いだということです。 国外でコストパフォーマンスを考えて安くものを作り、安価でエンドユーザーに商品を供給することが優先したり、消費に勢いがあり、需要がある東アジアでものを売る方が売れるからと海外に出て行ってしまえば、益々日本国内は経済的に循環をなくし、冷え込んでしまいます。国の制度では、海外へ流出していく事を後押しする制度が沢山あります。 その先には、日本国内から生産も、製造も、商品もサービスも流失していき、最後には生活の拠点すら海外に流失しなければならなくなってしまいます。 治安や生活習慣が違う、言葉が違う国で生活することに抵抗がない人はいいかもしれませんが、大半の日本人は、この国を愛し、この国で暮らしたいと思っているのではないでしょうか。 もっと、シンプルに言えば、日本語の通じない国で生活するのは嫌な人が大半ではないかと思っています。 それとも、活力がある国で生きて行く為には仕方がないと、外国語を今からネイティブに話せるようになりますか? 向かっている日本の未来は、設計図を提供して国外で作らせて、安価で日本で購入出来るようにすることを目指しているように思います。 海外に投資をして、その配当利益で消費出来るようにしてくことを目指しているように思います。それを日本国民全員が享受できるなら、それでもいいと思います。 労働として物を作ったり、サービスを提供して対価を得て、汗水流して稼いだお金で消費して生活する。 そんな状況が基本になっていないと、生活の基盤そのものが崩壊してしまうのではないでしょうか。 その為には、日本の中小企業が、日本で成り立って行けるようにしなければならないと思っています。 私達は、その為に、今日も明日も中小企業の経営者と共に戦っていきます。 Kazuya Noro

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