任意売却事業再生ブログ:従業員50人未満の社長さんのための事業再生バイブル
任意売却と笑顔と涙
こんにちは。GWもあっという間に終了しました。今年は間に平日が挟まった形の珍しいGWでした。お天気も良く、観光地や飲食店もなかなかの大盛況だったのではないでしょうか。来年のGWも楽しみです。さて、昨日の連休最終日は千葉県緑区のおゆみ野のご相談者宅を訪問しました。今週の木曜日に買主様へのお引渡しが予定されております。
この連休中に荷造り作業をして、昨日にようやく至近の賃貸マンションへ転居されました。当社へご相談に来られたのは2月の下旬。寒い日でしたね。旦那様と奥様、お二人でわざわざご来社いただきました。希望されていたのはリースバック。しかし、当社の査定のもと、リースバック後の月々の支払いを算定したところ支払える額はご夫婦二人で働いてやっと払える賃料でした。どうすべきか?私も必死に悩みました。
おゆみ野というエリアをご存知の方もいらっしゃるかと存じますが、綺麗に開発された一戸建て住宅が建ち並ぶ素敵な町並みを形成している千葉市を代表する大規模開発がされた街です。非常に人気があり、今でも開発が進んでおります。JRの駅で言えば鎌取駅です。非常に微妙な収支のバランスであるこのご相談者。私は思い切って旦那さんにお話しました。
高校生の娘さんと中学生の息子さんがいらっしゃるこのご家族、これから学費等が一番かかるこの時期にリースバックをするのは非常にリスクがあること、生活費を限界まで削減しなくてはならないことを考えると得策ではないこと。特に中学校の息子さんの学区を変えないように賃貸物件を探すことをご提案しました。何度も何度も旦那さんと打ち合わせをし、結果的にこの旦那さんは家族の安泰を取りました。
私も非常に心苦しかったですが、住宅ローン破綻→無理のあるリースバック→月々の賃料支払い困難→強制退去という図式がここのところ増加していることも各不動産投資会社からよく耳にします。その賃料が支払えなくなってしまっている元の所有者さんたちの殆どが無理な賃料設定のリースバックなのです。
不動産投資会社には当社だけでなく、数多くの任意売却業者からリースバックの案件が舞い込みます。中には会社の資金調達のためのリースバックと称してリースバックスキームの提案をしている企業があると聞きますが、とんでもない話です。金利10%での資金調達などやらないほうがマシです。
昨日は夕方にこのおゆみ野の自宅を訪問し、室内をチェックして新居へとご相談者が旅立ちました。今まで殆ど口を聞いてくれなかった高校生の娘さんも私に話しかけて下さり、冷たいお茶を頂きました。
「どうもありがとうございました」と笑顔でお礼を言われた時の気持ちは何にも代え難いです。リースバックでなくてよかった、良い買主さんも現れて本当によかったです。「これでこの家に出入りするのが最後なんですね」、奥様が目に涙を浮かべて引越し作業を続けておられました。
残ってしまった残債もそれほど多くはないので、旦那さんも、奥様もまだ若いですしいつかまた新しいご自宅を購入していただきたい、そんな気持ちでいっぱいになりました。今日はこの辺で。
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代表の野呂のインタビューがコンサルBankさんのサイトへ掲載されました。
Kazuya Noro
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