事業再生の現場から~安心を手に入れろ!お金なんかに殺させない!~
会社の経営において、売上を伸ばすという大命題からは逃れられませんね。 先日、ある研修会に
参加させて頂いた時に『なるほどな~』と思ったことがあるので、皆様にもご紹介させて頂きます。
私なりのアレンジと見解も加わりますから、その講師の主旨からは、少し外れてしまうかもしれませ
んが、おつきあい下さい。
『売上を伸ばすには?』という命題に、どう答えますか?
『こうしたら、売り上げが上がります!』と答えられるのであれば、それをすれば良いだけのことで
すよね。やってない事が問題なら、"やる"事で解決です。
"今のやり方ではよろしくない。"とするから、この命題が難しいのであって、『こうしたら大丈夫で
す!』が見えるのなら難しいことはありませんよね。
今回は、【経営戦略】の視点から入って行きます。『売上を伸ばすには?』の問いに、本質から答え
を導いて行こうという試みです。
まず、売上を上げるには、何かを提供し、対価を得るのですが
『御社の売っているものは何ですか?』という問いに何と答えますか?
本屋さんであれば『本です』、コンサルタントであれば『相談と解決方法の提案です』というように答
えがちですね。商品を答えます。【経営戦略】の視点からだと、『顧客に快適に商品選択の出来る
場所の提供です』とか、『社員が誇りを持てるような会社環境にする手伝いです』という答えが必要
なのです。
いわば、商品のコンセプトを『売っているものの本質』として答えを導きます。
例えば、スターバックスは、発足当時、今は少し違っているようですが、こだわりコーヒーや飲み物
を売っているのではなく、"サードスペース"を売っているのだそうです。緊張の続く職場のスペース
と、家族に良き夫や妻、親であるための家のスペースの間に、一息を入れるリフレッシュできるス
ペース(サードスペース)を売っていて、そのスペースの使用料金が300円で、コーヒーや飲み物
が付いてくる認識だということです。
売っているものの本質を、このように捉えると、売上を上げるために、何をすべきかが変わって来
ます。快適な空間を売るとなったら、どうでしょう、店員のサービスの向上や、綺麗で清潔な店内、
隣席との空間、すわり心地の良い椅子、調度品、照明の明るさにこだわるといったことになります。
コーヒーや飲み物を提供するを商品の本質としたなら、質の良いコーヒーの材料を如何に安く仕入
れて提供するかや、飲み物の質や量にこだわるのではないかと思います。この捉え方だと、大きな
意味で、経営戦略が立て難くなります。
スターバックスが空間(スペース)を、リラックスが必要な人達に的を絞って提供する。というコンセ
プトを定義すると、どこに出店すべきかも、おのずと導き出されます。オフィス街と、帰宅途中の最
寄りの駅がベストでしょうね。今は結構どこにでもありますけど。
質のいいコーヒーや飲み物を商品のコンセプトにしていては、出店計画も曖昧になりそうです。人
通りが見込める、広さが確保されている、駅構内やその周辺でいい物件があれば検討するくらい
の戦略しか立たなくなります。
つまり、売上を伸ばすには?を、経営戦略的に、当社はなにをコンセプトにして提供して売上を伸
ばすのか?に視点を変えて考えると、おのずと何をすべきかが見えてくるのではないかとの提案
です。
『うちは、何を売っているのか?』『コンセプトは何か?』を、今、考えてみてはいかがでしょうか?
ちなみに、当社のコンセプトは『安心の提供です』
Kazuya Noro
バナーを作成
人気ブログランキングへ
~良かった記事にはランキング投票をお願いします。~
(アイコンをクリックすると投票されます)
0 件のコメント:
コメントを投稿