任意売却事業再生ブログ:従業員50人未満の社長さんのための事業再生バイブル
中小・零細企業の経営戦略に必要な事とは
雰囲気として期待が先行している年明け、みなさんの実態には如何な変化があるでしょうか?
弊社のクライアントでは、上場会社のプロジェクトに参加することで売上が左右される会社では、既
存のプロジェクトの打ち切り懸念があったものが継続されるようになったり、ペンディングのプロジェ
クトが動き出しそうだという良い傾向がさっそく見られているところもあります。
一方で、ヨーロッパ向けに製品を製造加工している会社ではまだ、1、2月は厳しい様子です。3月
からの受注も見えません。期待をかけている状況です。国内で装飾品の卸と物販をしている会社
ではまだ、受注量に変化はなく、デフレで販売単価を上げられず利益回復が難い状況が続いてい
ます。
事業継続の根幹である営業利益で3~6か月の期間で区切ってギリギリでも黒字で廻るのであれ
ば、需要が増えるまで待つ事が可能です。資金繰りを調整しながら耐えて行けるはずです。
ここでのポイントは、営業利益ベースで事業継続を最優先に捉えての経営です。
この場面では、納税資金、金融機関への元金の返済を考えずに、事業を継続出来るか否かの判
断に繋がります。この考え方が本当に、本当に大切です!
よく、何とか会社は回っていますといいますが、どの利益いベースで回っているのか、ものすごく気
になります。というか、何とか・・・って、何か無理をしていないだろうか・・・と心配になります。
損益計算書の利益ベースで回っていても、貸借対照表では負債が膨らんでいる事があります。
損益計算書では利益が出ていても資金繰りがいつも逼迫しているケースもあります。
キャッシュフロー表でも利益が出ているのに何故か会社の資金繰りが解消されないなんてケース
もあります。
それは、単純に資金繰りからの経営をしていないから起こりうる事です。
売上の入金サイトと、金額。支払いのサイトと金額の管理をしっかり行い、そこから資金繰りで直近
の会社の戦略を立てて行く事をすれば、もしかしたら、支払金額を分割したり、期限を1か月ずらす
事で、安心して次の仕事に取り掛かれるかもしれません。
BS,PL,CFの財務3表は会社の成績表にすぎません。月次の残高試算表も、月締めの成績表
です。日々管理と日々戦略が出来る経営をすることが、中小・零細企業には不可欠だと思います。
財務3表を分析して経営に活かすことや、中長期戦略を立てる事は重要ですが、それは1年間は
心配なく事業が出来る財務体質と資金調達力があるステージで有効であって、その前の長期利益
が見込めるビジネスモデルを構築する必要があるステージではその労力と能力も力を発揮し難い
のです。
キャッシュフローベースで毎月いくら儲けているか、そして月中の一番支払いが多く会社に現預金
が薄くなる時にいくら余剰資金があるのか、その余剰資金はどのくらいのマイナスリスクに耐えら
れるのかを把握しておく必要があります。
今年は資金を調達するにはチャンスが来そうです。今一度事業を見直して、チャンスを掴める状況
を作りましょう。
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代表の野呂のインタビューがコンサルBankさんのサイトへ掲載されました。
Kazuya Noro
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