任意売却事業再生ブログ:従業員50人未満の社長さんのための事業再生バイブル
どんな規模でも資金繰りが破綻理由になる
イギリスのレコード販売大手「HMV」が資金繰りに行き詰まり、14日、経営破綻した。監査法人が受け皿となって買い手を探しているという。日本のHMVは、ローソンが買い取って資本関係もないので直接の影響はないとの事。
インターネットの普及により、ダウンロードで簡単に好きな音楽を入手できる環境の中で、レコードやCDの販売が厳しい事は容易に想像がつく。弊社のクライアントでも時代の流れで事業が立ちいかなくなった会社はある。
テレビのブラウン管を製造していた会社だ。液晶、プラズマ、有機ELとテレビの画面は薄型化していく中にあって、国内でのブラウン管製造は社会のニーズに淘汰されてしまった。
遡ればレコードからCDに世の中が移行する時もレコード針の製造業は淘汰された。弊社のクライアントだった国内ブラウン管製造会社は、社会のニーズに合わせた事業転換を図るか、辞めるかの選択に立った時に社長はハッピーリタイアを選択した。事業転換を図る土台がなかったわけではなかったが、社長に気力が無くなってしまっている事に加え、事業転換で再起を図る事を社長と共に推し進める人員が経営陣にも社員にも居なかった。
残念であったか、良かったのかは一概に判断できないが、社長はハッピーリタイアが出来て今は隠居生活を楽しんでる。歴史のあるHMVも、原因は売上低迷で同事業内容の継続で売上が回復する目途が立たない中で、支払いが困難になり破綻した。株主も債権者も多く、再建案を取り纏めるのは至難の事だと思う。ここで非上場の中小・零細企業の事だったらどうだろう。
原因がHMVと同じだとしても、関係者も少ないことから、事業の転換や再生スキームが即時に行える状況がメリットとして働いてくる事がわかると思う。資金繰りが厳しい、先行きが不透明であれば、今ある人的資産も含めた資産を有効に活かして再生に向けてのコンセンサスを取り、再生に向かう事が可能だと思う。
よく『大企業にばっかりメリットがあって中小・零細の会社には世間は冷たい』という事を聞くが、フレキシブルに速効性をもって再生に取り掛かれるのは、大企業より、中小・零細企業であると言えると思っている。
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代表の野呂のインタビューがコンサルBankさんのサイトへ掲載されました。
Kazuya Noro
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