2012年2月3日金曜日

借金返済による借金とは

事業精査を行なっている最中、
財務収支の部分に注目してみると、


『借金返済のために借金を繰り返す』


このような、負のスパイラルに陥っている企業を拝見することがあります。

全ての企業が該当するわけではございませんが、
このスパイラルから容易に抜け出せないお話は度々耳に致します。



借入れ当初は、長期借入金として多額の融資を受けられていましたが、
資金繰りが逼迫するにつれ、返済原資を短期借入金で調達することで、
借金返済に補填するといった事態になります。


つまり、借金返済のために借金を行なうことで
残債が増加し、これに伴い時間の経過毎に返済ピッチが
早くなってしまうパターンです。


上述の場合、
弊社では「借金返済を止める」ことをお客様にアドバイスしております。
現在では、中小企業金融円滑化法(以下、金融円滑化法)により、
元金返済は一時的に止めることが可能です。



同法が施行される前も、金融機関との交渉次第においては、
元金返済を止めることができました。
但し、交渉自体は非常にタフなものであり、
あくまで「先方に協力して頂く」といったスタンスで行なっておりました。



過去の金融機関交渉を振り返っても、
今回の同法再延長により設けられた1年は、非常に貴重な時間だと考えられます。



この1年を有意義に過ごされることで、
将来の指針が決まると言っても過言ではありません。

そして、先述したように借金返済による「負のスパイラル」に陥っていた企業は、
一時的に回避されたことに安堵することなく、この機会に抜本的な経営改善に着手して頂ければと思います。



既に、金融円滑化法からリスケジュール(返済猶予)を申請されたお客様で、
今後の資金繰りや経営についてお悩みの方は、弊社までご連絡下さい。

お客様の状況に応じた、適切なサポートをさせて頂く所存にございます。



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